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カウンセラーになる時に最初に学んだ心理療法『来談者中心療法』

カウンセリング

カウンセラーになる!と志すと様々な心理療法を学びます。流派によって考え方やカンセラーの在り方は、異なったりします。その中でもロジャースの「来談者中心療法」は、多くのカウンセラーから支持されています。来談者中心療法は、より多くの人に適応でき信頼関係を結ぶ際とても効果的であるためです。

クライアントの特性によって心理療法を使い分ければ、一番理想的なのですが、心理療法はたくさんあります。精神分析など専門性が高い心理療法は、クライアントに恐怖心を与えてしまうこともあります。では、その中でもなぜ来談者中心療法は、多くのカウンセラーから支持されるのか。それは、まずカウンセリングに来談した勇気を認め、共感・受容してクライアントを受け入れている療法のため信頼関係を構築しやすい心理療法だからです。

今回は、この「来談者中心療法」についてまとめて行こうと思います。

来談者中心療法の考え方

来談者中心療法を唱えたロジャーズは、独自の人間観に立ち、心理療法は「個人のパーソナリティーの成長にある」と捉え、人間には本来自然な成長能力があると信じました。非指示的なカウンセラーの態度が特徴的でクライアントのペースや主張を大切にしながらカウンセリングを進めていきます。

そのため、来談者中心療法は、カウンセリングスキルを学ぶ人の基礎的な基盤と言われるほど、とても重要なものになります。

クライアントの成長を支える姿勢は、ただ優しいだけでなく心の深い内容を扱い、クライアントの自己成長を促す作業です。カウンセラーは、その作業が効率的に進むように臨んでいきます。この時に重要なのが、ロジャーズが考えたカウンセラーの3つの態度です。その3つが①無条件の肯定的配慮(受容)②共感的理解③自己一致です。この3つの態度について詳しくまとめていきましょう。

無条件の肯定的配慮(受容)

無条件の肯定的配慮(受容)とは、カウンセラー側の個人的な見解を一時的に棚の上において、クライアントの話を聴くことです。しかし。無条件とは、カウンセリングで語られるクライアントの全てを受け入れるということではありません、カウンセリングの枠を超える提案は受け入れることはできません。例えば、「プライベートでご飯に行きましょう」のようにカウンセリングに無関係な提案はしっかりと断らないといけません。このようなときは、カウンセリングを受けることにした目的を再認識させしっかりとカウンセリングの場の意味を明確にしていきましょう。

無条件に受け入れる時のポイント

(例)義母は、私のことを嫌いだから口うるさく注意してくるんです。

このようなクライアントがいた場合無条件に受け入れる3つのコツ

  • クライアントの感じ方として受け取る
    (例)「あなたはお義母様があなたのことを嫌っていると感じているんですね」→クライアントが思っていることに注目する。
  • 同意していると受け取られる言い方をしない
    (例)「お義母様は、あなたのことが嫌いなんだね」→勝手に決めつけない。
  • 受け入れられないこと(カウンセリングに関係のない提案)は断る
    (例)「一緒にご飯食べに行きましょう」→カウンセリングに関係のない提案なので断る。

共感的理解

共感的理解とは、カウンセラーがクライアントの立場に立って理解していくことです。重要なのは、クライアントと同じ状況に立つことでなく、カウンセラーは、「自分がクライアントと同じ立場だったらどう感じるだろう」と親身になって考えることです。そうするとクライアントの気持ちが理解でき、より深い共感を示すことができます。

自己一致

自己一致とは、首尾一貫して表裏がない状態のことを言い、カウンセラーが自分地震についてきちんと理解できていることを指します。深い悩みを抱えているクライアントは、他者からの評価や否定的な視線に非常に敏感です。カウンセラーが言動と反する感情を持っているとクライアントはカウンセラーの感情を敏感に察知し、信頼関係が崩れてしまうこともあります。こうした状態を避けるためにもカウンセラーは、自分の心と行動が一致している状態を保っておくことが重要です。

心の問題の具体的な捉え方

では、実際にロジャーズが唱えた来談者中心療法における心の問題の捉え方を説明していきます。

理想の自己と実現の自己の不一致

理想の自己というのは、その人の持つ理想像のことです。現実の自己というのは、その人の今の現実的な自己像です。

例えば、理想の自己は、「お金持ちで幸せで、みんなから好かれている」、現実的な自己は、「お金がなくて不幸で、ひとりぼっち」という具合です。

このように2つの相反する状態を突きつけられると誰でも混乱したり欲求不満に陥ってしまいます。ロジャーズは、心理的な問題は2つの自己の乖離によって生じると考えました。この2つの相反する状態が心の中に存在し、理想の自己に近づけないことが心理的問題に繋がると考えました。

カウンセラーの役割

自分の力では理想の自己に近づけない時、カウンセラーが無条件の肯定的配慮(受容)を心がけることで、クライアントは安心して自分の悩みを打ち明けることができます。誰にも話せらなかった自分の惨めさや苦しみを言語化することで、自分の気持ちや状況を整理することができます。

また、カウンセラーが自己一致していることで、クライアントはカウンセラーを表裏のない信頼できる人だと感じ、クライアントもカウンセラーを真似て自己一致しやすくなります。

そして、クライアントは、カウンセラーの共感的な反応から安心感を得ながらカタルシス効果(心がスッキリする、癒される)を得ることもできます。

カウンセラーが何もアドバイスせず、クライアントが自分の力で問題を解決できるように支えることは、本当に意味があるのかと不思議に思うこともあると思いますが、クライアントの問題を解決する力を支えることになります。カウンセラーの根気強い姿勢がクライアントのためになることをしっかりと理解しましょう。

来談者中心療法では、①無条件の肯定的配慮(受容)②共感的理解③自己一致この3つを大切にしてカウンセリングに取り組んでいきます。私のカウンセリングもこの来談者中心療法を基本にして行っています。自分と向き合いたいと思っている人は、是非チャックしてみてください。

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